マイトップ3本2019
2019年に読んだ本は27冊で、目標の100冊には遠く及ばず……。
2020年こそは達成できるように頑張りましょう。
ということで、2019年に読んだ本の中で面白かったマイトップ3を選びました。
あくまで「2019年に読んだ本」なので、新刊でないものも含みます。
3.『ヨチヨチ父 とまどう日々』(ヨシタケシンスケ、赤ちゃんとママ社)
人気絵本作家の子育てエッセイを、自分の子どもが生まれる前と生まれた後とにそれぞれ読んだ。変わったことと言えばその“子の誕生”でしかないのに、感じ方が変わるのは面白いなあ。自分もヨチヨチ父の仲間入り。
2.『熱帯』(森見登美彦、文藝春秋)
淡白な不穏さとでもいうのだろうか、『夜行』の時には狙っていたけど辿り着けていなかった(と偉そうにも勝手に思っている)雰囲気にすごくわくわくさせられた。子どものころに大好きだった「かいぞくポケット」シリーズを思い出す。
1.『天才シェフの絶対温度 「HAJIME」米田肇の物語』(石川拓治、幻冬舎)
トップは全然新刊じゃない本。米田シェフの、本当に波瀾万丈としか言えないような人生を描いたノンフィクションは、どんな物語よりも面白かった。出てくるどのエピソードも人に話したくなるような驚きがある。
2020年も素敵な本にたくさん巡り合えますように!